錫杖岳前衛壁「ラ・カンパネラ」5.13b 5P
フリークライミング

錫杖岳前衛壁「ラ・カンパネラ」5.13b 5P

川崎摩周
2026/10/8
錫杖岳
核心ピッチはもちろんそのほかのピッチもすべてとても面白くて、自分が好きな登山の要素が強いルートだった。 パートナー核心でもあるが、普段一緒に登っていない友達や今回初めて会って登る人もいて気づいたら友達が増えていた。これもまた嬉しい。

4P目上から
4P目上から

6/28 Day1 かっしーに誘ってもらいやってみる。前日の雨でホールドは湿っており、3P目はとてもトラバースできる状態ではないのでクラックを木まで直上しエイドでトラバース。
核心ピッチもトップロープでワークするがホールドがわかりにくく、ムーブもよくわからない。あとびちょびちょ。全然できないがとても面白い。

7/18 Day2 翌週、前回濡れておりスキップした5.11cRの3P目にトライしてみる。おっかないがところどころ休める場所があり落ち着いてRP。核心ピッチを登り始めると雨が降ってきてガバホールドがぬるぬるに。

7/19 Day3 灼熱だが壁のコンディションは悪くない。核心のガバも乾いており、初めてまともなトライになった。マントル手前まで行ってフォール。1テン。かっしーもRPしてこの日は気持ちよく終わった。

9/20 Day4 2ヶ月ほど空いたため、ムーブを思い出して終わり。前日の雨によりホールドが濡れている。

9/21 Day5 登り始めてから雨が降ってきて水が染み出してくる。チョークがついていたところが黒くなりぬるぬる。

9/26 Day6 雨が降るなか翌日の晴れ予報を信じてマイルドな滝登り(1-2P目)。4P目のぬんがけを済ませて懸垂。チョークバックに溜まった水が抜けず、底をカットして脱水する。

9/27 Day7 黒黒とした白壁を目指して本日も出勤。やはりホールドは濡れており雨も降ってくる。風も出てきて横殴りの雨にさらされながらトライ。ロープからは水が滴る。もうこの際コンディションに左右されないムーブで全体的に作り替える。試してみると意外とよくて1テン。これで次雨でも登れると自分に思い込ませる(そんなわけない)。寒いのでさっさと下山してレストラン十字路で美味しいご飯を頂く。

10/3 Day8 先週使っていたチョークバックが生乾き。シューズもまだ濡れておりソールは剥がれかけている。先週無理したことを今更後悔した。ただ、コンディションはこの上なく良い。カラッと冷えた風が吹き、今まで感じたことのないフリクションがある。これがThe Dayか。
中川くんが1-3Pをリード。3P目も問題なくRPして調子良く核心取付きへ。 とりあえずぬんがけのつもりでヌンチャク、カム、ナッツなどもって登り始める。あまりにコンディションが良いので、このまま狙ってみる。今まで悪かったホールドが全てもてるようになっていて、気づいたらマントルを返していた。ナッツを決めたいところだったが、数え間違えてヌンチャクがなくなってしまったのでそのままつっこみRP。 まだまだ時間があったので暗くなるまでここで遊ぶ。 日が沈む頃ヘッドランプをつけて、楽しみにとっておいた5P目に取りかかる。黒黒とした見た目で威圧感を感じる。出だしのルーファイが悪くなかなか緊張感があるが、そこから先は素晴らしい!最後は藪に突っ込み終了点。5mくらい藪漕ぎして深夜特急側を懸垂した。

使用ギア
C4:#0.3-0.5 2s + #0.75-2 1s
Z4:#0.1,#0.2
マスターカム:#00,#0
ナッツ:中間サイズ
ヌンチャク:11本

初登 2014年 今井健司 増本亮
ルート詳細はRock&Snow66号参照

1P目
1P目

2P目
2P目

3P目
3P目

4P目
4P目

川崎摩周
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川崎摩周
Mashu Kawasaki

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